読書時短の秘訣を紹介!ビジネス本を1冊10分で読める裏技も!読書というのは、時に面白く時に感動し、そして非常に勉強になるものです。しかし、本を読むというのはどうしても時間を要します。そこで今回は時短読書の秘訣を紹介!ビジネス本については1冊10分で読める裏技まで解説!
読書は、2つの工程に分類できます。
ひとつは『読む本を選ぶ』こと。
そしてもう一つは『選んだ本を実際に読む』ことです。
この2つについて、解説していこうと思います。
読書時短術①:読む本を選ぶ
まずは読む本を選ぶ工程についてです。
どんな本を読もうか悩んでしまう人っていますよね。
私もその一人です。
本は大好きでどんどん他の本を読みたいけれど、何の本を読めばいいかわからなくて本の選択に多くの時間を要してしまいます。
忙しい人であれば、本を選ぶ時間よりも、本を読む時間に多くの時間を当てたいと考えるのが当然です。
欲しい情報を整理しておく
読む本を選ぶにあたっての読書時短術は、読む本を選ぶ前に『あらかじめ欲しい情報を整理しておく』ことが大切です。
この行為は、いわば料理で言う下ごしらえにあたります。自分がどんな料理を作りたいのかを先に把握していなければ、下ごしらえのときに「何を作ろうか」と考えはじめてしまうので、時間がかかってしまいますよね。
本を選ぶ時も一緒です。
どんな本を読みたいのかが自分の中ではっきりしていなければ本の選択には多くの時間を要してしまうでしょう。
『事前に欲しい情報を整理しておく』ということは、時短だけでなく、本当に自分が読みたい本を探すうえでも大切なポイントですね。
例えば、大学受験について知りたいのに、教員採用試験の本を手に取るというのは、自分が欲しい情報とマッチしてないですよね。お金と時間を無駄にしてしまいます。
本のタイトルを確認する
さて、自分の欲しい情報を整理したところで、次に本の選択に入っていきます。
まずは、タイトルを見て内容を想像することです。
手に取った本のタイトルから、どんな情報が書かれているのかを想像してみましょう。
例えば、「大学受験の仕組みがぜんぶわかる本」みたいな本があったら、「大学受験のシステムとか、試験の大体のスケジュールが載っていそうだなー。もしかしたら、大学入試が必要になった歴史とかも載っているかも」みたいに想像してみるのです。
その想像から、自分がその本に何を求めているのかが分かります。一度自分の頭の中で情報を整理しておくと、その本を読むときに、内容の読み取り速度が上がるんです。
「はじめに」を確認する
そして、実際に気になった本があったら、必ず本の冒頭に記載されている『はじめに』を読みましょう。
この「はじめに」には筆者の考える対象読者が書いてあります。
例えば、先ほどの「大学受験の仕組みがぜんぶわかる本」であれば、タイトルからは受験生向けのように思えますが、もしかしたら「はじめに」には、「この本は、大学受験を実施する大学の心得を記したものである」みたいに書いてあるかもしれませんよね。
あなたが受験生だとしたら、今この本を読んでもあまり役に立たないというわけです。
このように、自分自身が対象読者に含まれているかを確認しておくと、そもそもその本を読む意味があるのか、選別できるのでおすすめです。
「目次」を確認する
続いて、自分が対象読者に含まれていることが確認できたら、次に目次を確認しましょう。
目次は、本の要点書かれてる大切なポイントです。
タイトルだけでは全体像がつかめなくても、目次を読めば書いている内容は9割方分かるものです。しかも、タイトルを見て一度内容を想像しているので、答え合わせにもなります。
ここまでの工程は、15~30分あれば出来ると思います。最初は時間がかかっても、慣れてくるとあっという間にできるようになります。まさに時短。
また、本において目次というのは、時短読書する上で最重要といっても過言ではありません。私が大学教授から聞いた話では、田中角栄は本は目次だけ読んでいたという話を聞いたことがあります。
目次さえ読めば、本は読んだも同然というくらい言いたいことが詰まっていますし、自分が興味がある箇所が何ページに書いてあるか一目瞭然ですよね。
その場合あとは、自分が知りたいページ部分だけを読めば、最初に整理した『欲しい情報』を得ることができるという寸法です。
読書時短術②:本を読む
時短読書において、本文を端から端まで読んでいる暇はありません。
というか、本の要点を掴む上で、端から端までを事細かに読む必要はありません。ほとんどが言いたいことをわかりやすく伝えるための言い換えや例えだったり、裏付けを証明するための論拠(データや背景)だったりします。
端から端まで読むのは出版された本の筆者のファンである場合や小説など、最初から最後まで読まなければ内容が理解できない場合のみにしましょう。
さて、ここまでの流れのとおりに本を選んだ方は目次によって大まかな内容は掴んでいるはずです。
目次で書いてある内容を想像していると、不思議なことに本文を斜め読みしても大体内容はつかめるものです。
以下の細かいポイントを意識しながら本文は斜め読みしましょう。
①商品差別化のために挿入された「著者の自分語り」は読み飛ばしましょう
類書とどこが違うのかを読書にアピールするための、いわば「買わせるための情報」でしかないので、読む必要は全くありません。
②理論や主張を裏づける「個別の事例・体験談」は読み飛ばしましょう
事例部分は、主張のための説得材料として用意されたもの。ここを飛ばして「まとめ」の部分を読むだけでも、話は理解できます。思い切って読み飛ばしましょう。
③期待・危機を煽る「過剰すぎる表現」は読み飛ばしましょう
「本書を読み終えたとき、あなたの人生は劇的に変化するでしょう」といったことが書かれている部分は読む必要はありません。筆者に言われる筋合いありません(笑)
目次を読んで、興味のない部分は読む必要ありません。なぜなら興味がない部分は読んだ後にすぐ忘れてしまうからです。
せっかく読んだのに自分の身にならなければ意味がないですよね。
「それでも端から端まで読みたい!でも早く読みたい!」という方は上記①~③を意識して読んでみましょう!
ちなみに、読了後は再度目次を読み直すことを推奨します。これは読み取った内容に関する記憶を強化する効果があります。せっかく読んだのですから、読んだ内容は忘れないようにしましょう。
目次を見て要点を思い出せたらバッチリです♪『理解する』というには『人に説明できる』ということでもありますので、声に出しながら思い出すのもおすすめです。
本の選択に当たっては、もともと外国で出版された本を和訳しているというケースがありますが、結構読みづらいです。他国で育ったエピソードは日本人には馴染みのないものも多く。「?」が出るケースもすくなくありません。
他にも物理法則を表した数式が掲載されている理工学系の本も時短読書が難しいものとして挙げられます。
ビジネス本時短術!1冊10分で読める裏技を紹介!
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それだけでなく、読む本の選択にあたってもすでに要点がまとめられているため、『自分が読むべき本なのか?』を一発で判断できます。自分で本屋に出向いてひとつひとつの本のタイトルや目次をチェックする必要がなくなるわけです。
本の選択&本を読むという2つのプロセスにおいて最大の読書時短術といえるでしょう。
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以上、読書時短術をご紹介させていただきました。
忙しいビジネスパーソンの方など、ぜひご活用いただければと思います。